プログラミング教室開業「これだけは知っておきたい27の常識 (4)」
もくじ
第4章
プログラミング教室の生徒募集について
プログラミング教室の生徒募集について (1)
プログラミング教室の立地について
プログラミング教室の立地条件も、募集を順調に進める上では大事なことです。
賃貸物件を借りられる場合、いわゆる「路面店(1階で道路に面した店舗型物件)」が一番のおススメです。
教室の存在が認知されやすいこと。自転車通学にも対応できること。こういったメリットがあります。
しかし路面店を賃借する場合、家賃が高額になりやすいというデメリットもあります。
一定数の生徒が入学されるまでの間は、時間貸しの施設を使うこともおススメです。
貸会議室やレンタルルームなども多数存在しますが、一番のおススメは公共の施設です。
市民会館・集会所など、地域の人の目に触れやすく、そして利用料が良心的な施設を使いたいものです。
スクールへの安心感も高まります。
教室への視認性も大事にしましょう。
中で何が行われているのか分からない、そういう運営形態で授業をしていては、入学を検討される方も近寄りがたいものです。
賃貸物件であれば、外の通りから授業の雰囲気が何となく感じられるような工夫をしましょう。
※ただし全面窓などフルオープンにしてしまうと、子どもが集中力を欠いたりすることもあります。
時間貸し物件であれば、できれば少しドアを開けておくなど、閉鎖的にならないようにしましょう。
※授業時のドアオープンが無理な施設の場合は、せめて授業前だけでも構いません。
競合校の立地も予め調査が必要です。
開業当初は、競合校と極端に隣接する物件は避けることが無難です。
先行開業している教室が保護者に対し、新設校であることを理由に入学を避けるような営業トークをする可能性が高いです。
指導力が高まってきたと自覚ができれば、逆に競合校の隣接地に教室を開業することも有効な集客策です。
競合校が複数立ち並ぶエリアでは、保護者は複数の教室を比較検討されるケースが多々あります。
複数教室を見学した保護者は、「習うか/習わないか」ではなく「どこの教室に通うか?」という思考をされることが多いものです。
(※ガソリンスタンドやスーパーマーケットが、ライバル店の近隣に開業するのと同じ手法です)
関連リンク
レンタルスペース(貸会議室など)での教室開業は可能でしょうか?
固定物件以外でも、プログラミング教室の開業は可能です。 「初期投資は少なく」という小規模ビジネスの鉄則から考えても、レンタルスペースの利用というのは悪い選択肢ではないと思います。ただし開業時には、特に保護者の安心感を得られるように、運営上で細やかな配慮をしていく必要があります。・・・
プログラミング教室の生徒募集について (2)
検索エンジン対策について~その1~
プログラミング教室の集客に際しては、
・教育サービス全般の案内を行うHP(ホームページ)
・主に資料請求や体験会への誘導だけを意識したLP(ランディングページ)
そのいずれかは必ず作成しましょう。
そしてそれらのページが、検索エンジンのオーガニック検索(自然な検索入力)において上位に表示されるように意識しましょう。
プログラミング教室を探しているお客様が検索エンジンで入力されるワードは、ある程度の想定ができます。
「地域名や駅名」+「プログラミング教室」+「小学生/中学生/高校生」など、
いくつかのワードの組み合わせで情報収集を行うはずです。
そういった特定のキーワードが入力されたときに、検索結果のできる限り上位に表示されるようなページ作りが必要です。
まず、保護者の皆さまの入力されるキーワードを想定してみましょう。
地名
●●市 ●●区 ●●町 など
交通機関
駅名 バス停名 など
校区
●●小学校 ●●中学校 など
学齢
小学生 中学生 高校生 など
習いごとの種類
プログラミング プログラミング教室 プログラミングスクール パソコン パソコン教室 など
習いたい内容
Scratch(”スクラッチ”も) ロボット HTML(”ホームページ”も) JavaScript など
そしてキーワードが浮かんだら、以下のことを意識しながらそれらをページ内に記述をしていきましょう。
・キーワードがページの特定の記述箇所に偏り過ぎないこと
・特定のキーワードを多く書き過ぎないこと(200字に1使用ぐらいの出現頻度が無難)
・あくまで自然な文体の中にキーワードは含めること
・極端な装飾を付け過ぎないこと(巨大な字体・極太の字体など)
あくまで「自然に」「肩の力は抜いて」キーワードを散りばめていくことが一番重要です。
何らかの極端なテクニックで教室サイトの上位表示を目指した場合、その行為は検索エンジンの目の敵にされます。
最悪の場合、検索エンジンにサイトが掲載されなくなるといった事態になってしまいます。
よほど競合の激しいエリアでない限り、この施策だけでも教室サイトのトップページ掲載は難しくありません。
関連リンク
生徒募集広報 その1
すでに情報収集を始めているお客様でいらっしゃいますので、その情報収集の際に自教室の存在を知ってもらえるような工夫をしましょう。キーワードは「先回り」です。お客様が情報収集をするであろう手段を予め予測し、その経路上に自教室の情報を配置します。・・・
プログラミング教室の生徒募集について (3)
検索エンジン対策について~その2~
サイトのヘッダー(header)と呼ばれる部分の記述についてもご説明をしておきます。
サイトを作成する際に、ヘッダー内におけるこの部分の記述をきちんと行いましょう。
<meta name="keywords" content=" ********* ">
<meta name="description" content=" ********* ">
例えば当センターのサイトである https://iesk.net では、
<meta name="keywords" content="プログラミング,プログラミング教室,プログラミングスクール,プログラミング教育,・・・・・・・">
<meta name="description" content="プログラミング教室の「講師育成」「講座開業」「運営支援」サービス。独自の非FC型で・・・・・・・">
との記載があります。
この2か所が検索サイトに適切に掲載されるにあたって実は重要な部分となります。
☆ keyword とは ☆
キーワードというのは日本語会話の中でも頻繁に使われますので、その単語の意味についての説明は省きます。
この部分の記述は、そのサイトが一体どのような分野のことを記した内容であるのか。そのことを検索エンジンに対して伝える役割を担います。
※近年の主要検索エンジンでは、keywordの記述の重要性はないと言われますが、念のためきっちりと記載しましょう。
☆ description とは ☆
description という英単語は、主に「説明」と日本語に訳されることが多いでしょう。
この部分の記述は、その日本語訳の通り、サイトの内容を検索エンジンの利用者に対して「説明」するためのものです。
keyword が単語であるのに対し、description は文章で記述をいたします。そしてその記述内容は、多くの場合
検索結果欄において閲覧者に対しそのまま表示がなされます。
※検索エンジンが意図的に書き換える場合もあります。
現在の検索エンジンでは、この双方の記述内容だけで、検索結果が上位に表示されるという効力はありません。
しかしこの部分への正しい記載は、サイト内容を検索エンジンの訪問者に適切に伝えるために必要不可欠な要素です。
サイト内容に興味を持っていただき、クリック率を高めるために必要な対策でもあることを知っておきましょう。
<meta property="og:description" content=" ********* ">
最後にもう一点だけ。
余裕があれば、上記の部分(og:description)についても的確な記述を心がけてください。
サイトがSNSでシェアされたときに、SNSの記事の中にここでの記述が反映されることがあります。
今回は急に専門的なお話になってしまいました。
当センターの開業支援サービスでは、サイト作成やSEO対策などのサポートも、随時行っております。
プログラミング教室の生徒募集について (4)
SNSの活用について
小規模ビジネスにおいて、InstagramやX等の、SNS活用は非常に難しいものです。
しかしWeb上での色々な情報に扇動され、SNS上で盛んな投稿を繰り返すことが必須でもあり、ビジネス成功の近道であると
信じ込んでいる方も多いようです。しかしその苦労は、多くの場合不成功に終わってしまいます。
◆SNSへの勘違い◆
そもそもSNSとは、自分と身近な人の間で幸せを分かち合う、そのために利用している方が多いのではないでしょうか。
また興味がある情報(グルメや観光スポット、音楽や映画など)と触れ合う機会を増やすために利用している方も多いと思われます。
そんな場において、「教室が開業しました」「割引をはじめました」というPRバリバリの一方的な投稿は、あまり歓迎をされません。
◆露出度が少ない◆
そもそもフォロワーを集めることにも様々な苦労があります。
フォロワー数を増やすために躍起になる先生もいますが、無謀にフォロワーを増やしても、その中で先生の教室運営に
本当に関心を持っている方は限られます。
また、いくら頻度を上げてフィードに投稿しても、閲覧率は全フォロワーのうちの20%とも30%とも言われます。
マーケティングの経験と知識がない先生が、教室の広報宣伝だけを目的にSNSを使うことは、おススメできません。
しかしそんなSNS媒体ですが、活用方法の視点を変えると、とてもよいツールにもなり得ます。
・ 体験会に来た人たち(教室に興味を持っている人たち)とのコミュニティの場にする。
・ 保護者とのコミュニケーションの場にする。
・ 生徒たちとのコミュニケーションの場にする。
「フォロワーを増やすこと」だけを目的とせず、教室の関心の高い人たちだけの限定コミュニティーとして活用するには、
非常に良いツールだと考えます。
プログラミング教室は、ここ10年で急拡大した「新しい業界」です。
保護者の方にとっては、教室で何が行われ、そして子どもの成長にどう役立っていて、ということが分かりにくい業種でもあります。
「教室の中で行われていること」を画像や映像で配信することは、新規顧客や保護者の安心に寄与するのではないでしょうか。
授業風景や、教室で作られた作品を閲覧することなどに活用してみて下さい。
「新規顧客を勧誘すること」が営業活動ではありません。
「既存顧客の退会を防ぐこと」の大切さは、以前の章でもお話をさせていただいた通りです。
そのためのツールとしてSNSを活用されることを、おススメいたします。
(※SNS活用では、子どものプライバシー保護に十分ご注意下さい。顔や個人情報などが写りこまないように工夫するか、
ユーザー設定でフォロワーを限定する等の配慮が必要です。)
プログラミング教室の生徒募集について (5)
無料WEBサービスの活用
教室検索サイトへの掲載
習いごとの情報を集中的に掲載しているポータルサイトがあります。
保護者様が教室を探される際には、こういったサイトを利用されるケースも多くあります。
コエテコ様
https://coeteco.jp/
基本情報の掲載は無料で行えますので、予め情報掲載されておくことをお勧めいたします。
特にコエテコさんは、プログラミング教室に特化した内容であることが魅力的です。
この他に、地域情報サイトなど無料で掲載してくれるサイトを探して登録しておきましょう。
地図情報への登録
Googleマイビジネス
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
Yahoo!プレイス
https://yplace.yahoo.co.jp/
こういったサービスを利用しておくことで、検索エンジンにおいて通常の検索結果とは別のスペースに、教室の細かい情報を掲示してくれる場合があります。
Googleにて「都島区 + プログラミング教室」と検索した場合の検索結果が以下の通りです。
当センターモデル教室である『未来学校プログラミング教室』の地図と直接リンクがトップに表示されています。
関連リンク
生徒募集広報 その1
すでに情報収集を始めているお客様でいらっしゃいますので、その情報収集の際に自教室の存在を知ってもらえるような工夫をしましょう。キーワードは「先回り」です。お客様が情報収集をするであろう手段を予め予測し、その経路上に自教室の情報を配置します。・・・
プログラミング教室の生徒募集について (6)
アナログ的手法の活用
プログラミング教室の開業直後から、爆発的な集客ができることは稀です。
地域における広い認知には、3ヶ月から半年程度の期間が必要なことは想定しておきましょう。
大事なことは、日頃の地道な努力です。
地域の保護者や子どもたちがプログラミング学習に興味を持ち始めた時に、
「たしかあそこに教室があったよね」
そう思い出してもらえるような仕掛けづくりが、後々の生徒増に大きく貢献します。
認知度を高めるツール1
のぼりの設置
ここにプログラミング教室がある!ということを示す重要なツールです。
参照「GoodsPro」様
認知度を高めるツール2
看板の設置
都心部のビル物件等では、他のテナントに負けない程度の大きい看板が必要です。
住宅地の小規模教室では小さい看板でも大丈夫です。
その場合、自転車に乗っている/歩いているお母さまの目線レベルを意識しましょう。
通りがかった時に「毎日何となく目に入る」ということが大切です。
参照「e看板」様
認知度を高めるツール3
チラシの配布
新聞折込の活用や直接のポスティング、学校前での手配りなど、どのような形でも構いません。
地域の方に教室案内を配布しておきましょう。
学校前で手配りを行う場合は、子どもに直接チラシを渡してはいけません。学校側から警告されることもあります。
保護者の皆さまが行事(入学式・卒業式・運動会・音楽会・参観など)で学校に見えられるタイミングを見計らい、
直接配布することが効果的です。
自らポスティングを行う場合は、
子どもの居住率の高い築浅の集合住宅や、子どもの自転車(18インチ以上)が置いてある戸建て住宅であったり、
ターゲティングを意識しておくと良いでしょう。
チラシの設置・掲示
近隣の公共施設、郵便局、スーパー、店舗などにチラシを置いてもらうことは可能なのか確認してみましょう。
無料にて置かせていただけるケースも多くあります。
また町内会等の街頭掲示板などに案内チラシを掲示可能なのか確認してみましょう。
当センターが無料でデータ提供するチラシの一例
※画像をボカシて掲載しています
関連リンク
生徒募集広報 その2
日頃から教室の存在だけでも知っておいていただく、そのような施策が大切になってきます。そして何らかのきっかけで顕在層に転じられた時に、「そういえばあそこに教室があった」と思い起こしてもらえるような、入念な準備が必要です。・・・
プログラミング教室の生徒募集について (7)
カスタマージャーニーの設計
スクール経営の集客では、「カスタマージャーニー」をしっかり設計しておくことも重要です。
「カスタマージャーニー」
直訳すると、「お客様(生徒さん)の旅路」とでもいいましょうか。
お客様(生徒さん)になるであろう見込客が入会申込をしていただくまでの、一連の流れのことを言います。
①どのようなきっかけで教室のことを知ってもらい
②どのような行動で教室への興味を深めてもらい
③どのような形で入会申込をしてもらうか
行き当たりばったりで行動していては、集客はなかなか成功しません。
それぞれのステップにおいてどんな行動をしてお客様を次のステップに導くのか。事前に計画を立てて意識的に行動しましょう。
プログラミング教室 無料体験会
①について
ここまで書いてきた広報についての手法が役立つでしょう。
②について
見込客にコンタクトをしてもらった際に、必ず連絡先を聞いておくことが大事です。
そして何らかの形で一度教室にご来校いただけるように、定期的なコンタクトを取りましょう。
電話やメールといった従来型の手法のほかに、最近では利用率の高いLINEを用いることが効果的です。
※LINEは私用アカウントを使わず、専用アカウントを用意しましょう。
※「LINE公式」と言う事業者向けアカウントが、無料で作成できます。
連絡先の分かるお客さまへのコンタクトは、定期的にしなければ意味がありません。
「時間が空いた時にやろう」ではいけません。
「いつか連絡をくれるだろう」という待ちだけの姿勢ではいけません。
必ず「毎週●曜日に追客をする」など、スケジュールに組み込んでおくことが大切です。
③について
主流は「無料体験会」や「教室見学会」です。
見込客の大半は「プログラミングとはどういうものか?」を知らないままにボンヤリと入会検討をされています。
そんな方に、実際に教室に来てもらい、プログラミングの楽しさを体験していただくことが効果的です。
プログラミング教室の生徒募集について (8)
クロージングを大切に
「無料体験会」や「教室見学会」等に見えられた保護者さまには、最後にしっかりとクロージングを行いましょう。
クロージングとは、営業活動の最後の締めという意味で使われる用語です。
※おそらくcloseという英語から派生しているのでしょうが、これって和製英語なのかな?
クロージングでは、「うちの教室で楽しく勉強しよう!」と自信をもってハッキリと勧誘することが大事です。
あまり強引に勧誘すると嫌がられるかな・・・そういう恐怖心が頭をよぎり、
「よろしければまた入会を検討して下さいね・・・」などと緩い言葉で会話を終えようとする先生もいらっしゃいます。
しかし、そんな緩いクロージングは、逆に不信感を抱かせてしまいます。
保護者さまだって、子どもを入会させることが良いのか/悪いのか迷っています。
プログラミングという “未知の習いごと” にお子さまを通わせるのが良いことなのか、判断ができないのです。
「お子さまのことをお任せ下さい!」
「お子さまがプログラミングが大好きになるよう頑張ります!一緒に取り組みましょう!」
強い意志を持ち、決断を促す言葉を保護者さまに伝えてください。
即時の入会には至らず「少し検討します」と保護者から意思表示があった際は、
「ではやる気になったら連絡をくださいね〜」と先延ばしにするのではなく、必ず返答期限を設けましょう。
「分かりました。では●日頃までにお返事お聞かせください!」とお伝えするようにしましょう。
設定した●日にお返事がいただけない場合は、保護者さまにコンタクトを取り、こちらから意思確認を行いましょう。
ダラダラ・何となく検討が長引くことは避けたいものです。
関連リンク
保護者にどう説明すれば入会率を高めることができるか
子どもたちのこれからの学びと成長を説明してあげてください。中学生になったとき、高校生になったとき、高校卒業のとき、必要な技術を徐々に身につけることができるカリキュラムだよ、と保護者にアピールしてください。保護者はプログラミングをあまり知らない方も多いので、できるだけこどものこれからの成長に合わせて説明すれば、入会の確率がかなり高くなります。・・・
プログラミング教室の生徒募集について (9)
授業運営と募集営業のバランス
集客を工夫して精一杯に頑張ると一時的に生徒数は増加します。
しかし集客に気を取られるあまりに肝心の授業運営が疎かになると、教育の質が下がり退会率が増加します。
私は20代の頃、ある超大手教育系企業へ在籍していたことがあります。
そこでいつも言われていたのは「教務50%・営業50%」という言葉です。
集客に力を入れるあまり、授業が疎かになっていてはいけないよ。
逆に授業ばかりに力が入り、募集のことを忘れていては学校経営は成り立たないよ。
そのことを常に意識させてくれる言葉でした。
プログラミング教室の運営では、そのバランスを少し変動させても良いと思います。
厳密に数値化できるものではないですが、私の感覚では「教務70%・営業30%」といった感じでしょうか。
☆ 募集エリアが狭域であること
地域の保護者間での口コミ的な交流が、教室選びのカギとなることが多い。
☆プログラミング教育ブームであること
勧誘しなくても、お客さまが能動的に教室を探してくれることが多い。
このような理由から、営業業務へのエネルギーは少し落としてもいいのかな?と考えています。
営業業務を少し削っても、良い授業の提供にエネルギーを注ぐべきかも知れません。
ここまでいくつか集客に向けての施策をご提案してきました。
それら個々の施策も大事なことですが、地に足の着いた教室運営を地道に行うことこそが集客成功への近道であり、
最終的に安定経営に繋がるということも認識しておきましょう。
実は、モデル教室である「未来学校プログラミング教室」では今は積極的な広報はほとんど行っていません。
最低限のSEO・MEO施策と、各種ポータルサイトへの掲載(一部有料)だけをしっかり取り組んでいます。
基礎からハイレベルまで学べる充実したカリキュラムと、誰よりも研究に勤しみ生徒想いの熱心な講師の存在、
そのことが集客安定の秘訣です。地域内のトップシェアを常に獲得しています。
関連リンク
「地域密着型マーケティング」こそ募集成功のカギ?
生徒募集を成功させるために大切なこと。 1.講座商品の質的向上を常に意識すること。2.潜在層向け・顕在層向けに分けた広報施策を常に行っておくこと。大規模・中規模事業者様の場合、①②のバランスはちょうど同じ程度で。地域の小規模事業者様の場合は、2.を特に重視し、1.は手間をかけずに行える施策を優先する。それが鉄則だと考えております。・・・
〒530-0041
大阪市北区天神橋1丁目18-25
第3マツイビル3F
info@iesk.net
営業目的等でのメール送信はご遠慮ください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
最後に「こどもICT教育支援センター」の開業支援サービスについて、少し宣伝をさせてください。
センターでは、2022年2月より、子ども(小学生・中学生・高校生)向けプログラミング教室の開業をサポートさせていただくためのサービスを展開しています。
支援サービスでは、モデル教室である子ども向けプログラミング教室「未来学校プログラミング教室(大阪市都島区)」の運営ノウハウを、新規開校なされる事業者さまにも余すことなく開示いたしています。
「未来学校プログラミング教室」は2014年に開業した関西初(当時)の子ども向けプログラミング教室です。
実際に運営している大人気教室にて開発・確立されている教室運営手法を、皆さまの教室にそのまま導入していただくことが可能なので、新規オーナー様にはとても喜んでいただいております。
ゆっくりとサービスの熟成に取り組んでいますが、すでに数百社様にセミナー参加をいただいていることもあり、これからは開業サポートのペースがますます加速していくことと見込んでおります。
教室開講をご検討の折には、ぜひ当センターにご相談くださいませ。
センターのサポートサービスの詳細については、WEBサイトにてご確認ください。