『子どもの習い事に関する調査』より
『子どもの習い事に関する調査』より
久しぶりの投稿になります。
今回はプログラミング教室での集客(生徒募集)について考えてみたいと思います。
大変参考になる記事をご紹介させていただきます。
『子どもの習い事に関する調査』 コエテコ総研 by GMO
この記事で注目してみたい部分があります。
調査「習いごとを知ったきっかけ」
「習いごとを知ったきっかけ」
1位 友人・知人のクチコミ 54.2%
2位 実際に教室を見かけた 40.1%
4位 チラシ 17.2%
これらの数値から参考になることは、どういったことでしょうか?
まず、教室での指導の内容、先生の印象などについて、地域において「ウワサになる」ということが大事なようです。
そのためには、日常の授業に一生懸命に取り組むことはもちろんのこと、定期的にプログラミング体験会を開催したり、地域のイベントなどに参加してみたり、そんな行動を積み重ねていかなければいけないと思います。
保護者の皆さまに「教室の雰囲気」「先生のお人柄」などを知ってもらう。そこに向けての積極的な行動ができているでしょうか。一度検証してみて下さいね。
そして当たり前なのですが、先生のプログラミング教室の存在そのものを、しっかり地域内で知っていただく施策も大事だということが分かります。
ポスティングや手配りでのチラシ配布、教室における掲示(看板・のぼりなど)はしっかりとできているでしょうか?
こういった地道な広報は、すぐに効果が現れることはありません。特にチラシなどの配布は、3回目以降からが勝負です。
すぐに効果が現れないと、ついつい業務の優先順位が下がりがちにもなってしまいます。
しかし長期的な視点を持ち、地道に辛抱強く取り組んでいただくことが大切です。
調査「実際に習い事を検討する際に参考にしたこと」
「実際に習い事を検討する際に、参考にしたこと」
1位 友人・知人に聞いた 58.3%
2位 公式サイトを見た 30.2%
4位 クチコミサイトを見た 11.2%
集客の強化にあたっては、これらの数値についても十分に意識してみる必要があるのではないでしょうか?
おそらく保護者の方々がプログラミング教室を探される際の行動は、ここで記された要素のうちの、複数が絡み合っていると考えていいでしょう。
<保護者の行動パターンの一例>
①ある習いごとについて、良い教室がないか知人・ママ友・パパ友にリサーチしてみた
②家に帰って、その教室についてのサイトやSNSをチェックしてみた
③さらに検索をしてクチコミについても調べてみた
保護者の多くは、こういう何段階かの行動を積み重ねた後に、教室へのお問い合わせを実行したり、体験会に予約してみたりという次のステップに進んでくれます。
特に公式サイトやSNSの整備は大事だと思います。
これらの媒体は「ただ作っておく」だけではいけません。
サイトならブログ投稿を、SNSなら記事の投稿を、日々行い「教室で行われていること」をしっかりと見てもらえるようにしましょう。
またGoogleマイビジネスの設定などもきちんと行い、クチコミを露出していくという行動も大事になってきます。
最後に
プログラミング教室の広報についての取り組み方は、当センターの記事「これだけは知っておきたい27の常識」でも詳しくご紹介をさせていただいております。
お時間の許すときに、ぜひご一読くださいね。