システム教材設備

情報Ⅰ ポイント整理(1)

情報Ⅰ ポイント整理(1)

この連載は、現在高校で使われている情報Ⅰの教材をベースにし、重要なポイントを整理して5分で読める記事にします。
ITの基本知識として知る必要がある内容がたくさんあります。
また大学共通テストに出やすいポイントを説明いたしますので、テスト対策にもお役立ていただければ幸いです。


第1回目 ハードウェア

コンピュータの構成

コンピュータは5つの装置によって構成されています。
それは、制御装置、演算装置、記憶装置、入力装置、出力装置の5つです。

新しいパソコンを買うとき、パソコンの「スペック」を確認しますよね。
確認する「スペック」には、主に以下のようなものが含まれています。

① CPUの種類や型番:
  Core i5、Core i7など

② メモリの容量:
  16GB、32GBなど

③ ハードディスクの種類と容量:
  SSDの256GB、HDDの1TBなど

④ キーボードとマウス:
  有線、無線など

⑤ モニターの解像度:
  FullHD、4Kなど

もちろん、他の細かいスペックもありますが、大きな確認ポイントは上記の5つです。

① CPU

CPUは、システムやプログラムを実行したり、計算を行う部品です。
コンピューターの頭脳と言われ、コンピューターの性能の良さを判断する部品です。

CPUには型番があります。現在Windowsのパソコンでは、主にINTELのCore i3、i5、i7、i9が使われています。数字が大きいほうが性能が高く、処理速度が速くなります。
また、世代と処理能力を表す数字番号もあります。例えば、Core i5-14400 5.3GHzの場合、14400の最初の2桁は14なので、14世代のCPUであることがわかります。

現在Microsoftが提供しているWindows11は第8世代以降のCPUでないと使えません。基本、新しい世代のCPUの処理能力が古い世代のCPUより高いとされています。

5.3GHzはCPUのクロック周波数といいます。クロック周波数はCPUが1秒間どれぐらいの処理ができるかを表します。
5.3GHzは1秒間53億回(5.3✕10億=53億)の処理を行います。数値が大きいほうが処理速度が速くなります。

② メモリ

メモリは、記憶装置です。

OSやアプリを実行すると、高速の演算や制御を行うために、まずメモリの中に実行用のプログラムや必要なデータが読み込まれ、CPUはメモリの中のプログラムとデータにアクセスし、プログラムを実行します。

メモリの処理速度は速いですが、電源を切ると中身のデータが消えてしまう特性があります。

現在販売されているパソコンのメモリは8GBのものが多いです。
一般的な文書処理は十分ですが、グラフィック処理や動画編集などする場合、16GB以上のメモリがあったほうが望ましいです。

③ ハードディスク

ハードディスクも、記憶装置です。

この記憶装置は電源を切ってもデータが消えません。半永久的に保存することができます。いますぐ使わないデータをハードディスクに保存します。必要な時だけ、取り出して使うことができます。

以前のハードディスクはHDDが使われていましたが、近年はSSDが主流となっています。
SSDの処理速度はHDDより速いので、WindowsなどのOSをインストールする時に基本SSDのハードディスクに入れます。しかしHDDは単価が安いので、大量の動画データなどを保存する時に、HDDを使うこともあります。SSDとHDD両方入っているパソコンも販売されています。

近年、データをクラウドに保存することも増えていますので、最低限SSD256GBの容量があれば特に問題はありません。

④ キーボードとマウス

キーボードとマウスは、入力装置です。
つまり、外部からデータやプログラムを入力するための装置です。

以前は、USB端子を使って有線でコンピューターにキーボードとマウスを接続することが多かったのですが、現在無線技術を使ってWifi接続またはBluetooth接続できるキーボードとマウスが多く使われています。

⑤ モニター

モニターは出力装置です。
コンピューターのCPUで処理した最終結果がモニターの画面に表示されます。

デスクトップのパソコンの場合、モニターとコンピューター本体の接続は現在HDMI端子を使うことが多くなりました。HDMIは音声と映像を同時に転送できます。

またモニターの解像度にも注目しないといけません。解像度が高ければ、画面に表示できる内容が多くなります。
多くのノートパソコンのモニターまたは単体モニターの解像度はFullHDとなっています。FullHDとは、横幅が1920ピクセル、高さが1080ピクセルの大きさを指します。
近年、4Kのモニターも登場してましたので、今後使われる場面が増えてくると思います。

ちなみに、プリンターも出力装置です。


1回目の内容はここまでです。
大学の共通テストでは、あまり出ない内容ですが、知識として上記の内容をぜひ覚えてください。

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中山 涼一

こどもICT教育支援センター センター長

2014年に関西初のこども向けプログラミング教室「未来学校プログラミング教室」を創設。800名以上の指導実績を誇るプログラミング教育のスペシャリスト。

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